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第8期の決算ハイライトです。
1点目は外部成長についてです。 当期においては、『icot金剛』の売却及び第三者から「東京オフィス」2物件取得による資産の入替えを実施し、重点投資対象資産である「都市型商業施設」及び「東京オフィス」に対する投資比率を向上させることでポートフォリオのクオリティを強化しました。結果、物件数は31物件、資産規模2,929億円まで拡大しております。
2点目は内部成長についてです。 「東京オフィス」につきましては、好調なオフィスマーケットを背景に、テナント入替時に平均13.9%、賃料改定時に平均12.9%の賃料増額を実現しました。 好調なホテルを中心とした「都市型商業施設」の歩合賃料が約1億2,000万円と前期と比べ、約3,800万円上昇し、収益に貢献しております。
3点目は財務戦略についてです。 第8期及び第9期においては、返済総額240億円について、借換前の平均借入期間2.0年を7.7年と大幅な長期化を実施し、財務の安定化に努めました。 また、2015年9月には、コミットメントラインの枠を新たに40億円設定し、120億円から160億円へ増額することで機動的かつ安定的な資金調達手段を確保いたしました。 また、上場以降の堅実な運営実績等が評価され、JCRの発行体格付けがAA-(ポジティブ)に見通し変更となっております。 結果として、第8期の1口当たり分配金は前期比375円増の8,642円、1口当たりNAVは351,118円と対前期比+4.5%となり、継続的な投資主価値の向上を実現いたしました。
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