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次に、本投資法人の成長戦略についてご説明致します。
まず、外部成長戦略についてです。 環境認識としては、特に東京都心のオフィスビルなどで、一部に賃貸オフィス市場の改善を見越した動きが増えつつあると感じております。 極端なケースでは売主の価格目線が鑑定評価額を超えている為、門前払いになるようなケースも一部に見られました。 このような中、本投資法人と致しましては、引き続き物件のローケーションとクオリティーに拘り、スポンサーのバリューチェーンと運用会社独自のネットワークの双方をフル活用し、優良な物件情報を収集するとともに、利回り目線は上場時のNOI 5.1% を意識しながら、スポンサー等のブリッジ機能も活用することで機動的な物件取得を行いたいと考えております。
内部成長戦略については、現時点においても高稼働であることから、稼働率の改善による内部成長の余地はさほどありませんが、東急プラザ赤坂及び東京オフィスで唯一営業面積を抱えている青山プラザビルのリーシング活動に注力して、更なる稼働率の改善を目指します。 また、テナントリレーションの構築、テナント満足度の維持・向上に努め、稼働の安定化を図ります。
財務戦略については、金融環境の変化に注意し、返済期限の分散、調達先の多様化、借入期間の長期化などを図り、安定的な財務基盤を維持して行きたいと考えております。
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