2020年5月期(第17期)決算説明資料

 

2020年5月期(第17期)
決算説明資料

目次

1.運用ハイライト
 主要指標ハイライト

2.新型コロナ影響と業績予想
 「APIの成長サイクル」

3.成長戦略
 成長戦略の継続

4.内部成長
 東京オフィス

5.外部成長
 資産入替戦略の継続

6.財務・ESG
 財務の状況(1/2)

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続いてホテルの運営状況です。

本投資法人では、「東急プラザ赤坂」、「A-FLAG札幌」及び「神戸旧居留地25番館」の3物件において、ホテル区画を有しております。
赤坂と札幌のオペレーターは国内外に52施設を運営する東急ホテルズ、神戸のオペレーターはホテルに加え結婚式場等を国内外で14施設運営するPlan・Do・Seeです。
両社とも経験豊富で、堅実な成長を続けているホテルオペレーターであり、良好な運営が行われております。

続いて右側の運営状況について、ご説明します。
各ホテルについては1月までは引き続き堅調でしたが、2月頃より徐々に新型コロナ影響が出始め、4月、5月は、緊急事態宣言が発出され日本全体が自粛一色になった結果、稼働率、RevPARともに前年同期比では1桁台にまで落ち込んでおります。
なお、インバウンド比率は3ホテル平均14%程度と国内客が中心であり、出張需要や国内旅行客は徐々に回復していますが、インバウンドの回復がホテルの成長性確保には不可欠だと考えております。

続いて歩合賃料ですが、当期は神戸のみが対象で6,080万円、また、20年11月期は赤坂と札幌の合計で1億8,560万円を見込んでおります。
なお、ホテル歩合については年間の売上を通算したうえで、年に1回の精算・計上を行っております。よって21年5月期については新型コロナ影響を大きく受ける期間が歩合賃料の対象になることから、歩合は発生しないものと予想しています。

最後に下段の3をご覧ください。
札幌において、3月に2021年11月より効力発生となる新規契約を東急ホテルズとの間で締結しました。
新規契約のポイントは、固定賃料とアップサイドの源泉となる歩合賃料を組み合わせている賃料体系を維持し、固定賃料を増額した点です。
これにより、歩合賃料が発生しない場合でも収入が増加することになります。

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