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続いて、期中の運用状況についてご説明致します。 賃貸オフィス市場全般では、新築オフィスビルの供給が減少したこともあり、三鬼商事による都心5区(千代田区、港区、中央区、渋谷区及び新宿区)の空室率は昨年11月末の8.76%から今年5月末には8.33%へと改善するなど、底打ち感が見えており、我々のポートフォリオの稼働も堅調でございます。 左上の折れ線グラフをご覧ください。稼働率の推移を示しています。 第3期中は、4月に稼働率84.6%のTK新橋ビルを取得したことから、東京オフィスの変動が大きかったものの、5月末時点で、青山プラザビルの稼働率が100%になり、ポートフォリオ全体として99.4%の高稼働を維持しています。 個別物件の稼働率については、右側をご覧ください。 東急プラザ赤坂については小割り区画が多いため、98.7%の稼働となっています。また、赤坂見附の駅ビルに家電量販店が新規オープンし、赤坂エクセルホテルの稼働率も前年比向上する等、賑わいを感じるエリアであると期待を持っています。 続いて、左下には月別平均賃料の推移を記載しています。 賃料水準についても、新築ビルの募集賃料は堅調に推移しており、既存ビルの賃料相場は弱含みで推移しているものの、一部エリアでは底を打ち反転の兆しがみられ、全体としては斑模様であり、ポートフォリオ全体の平均賃料も、第2期末から第3期末にかけて、112円の低下となっています。 このような中で、本投資法人の東京オフィス全体の賃料ギャップは第2期末の12%から第3期末の9%へ縮小しています。 次に、個別物件のリーシング状況につき、ご説明致します。
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